終身保険に関する最新情報
終身保険とは
終身保険(しゅうしんほけん)とは、生命保険のうち契約期間の終了がなく、死亡したときに所定の保険金がいつでも支払われる保険をさす。
概要
生命保険には初め定期保険・養老保険のみが存在したが、平均寿命が伸びるに連れ、何れも老後を迎える前に保険期間の満了が来てしまう事が問題となった。その欠点を補うために販売されるようになった保険が終身保険といえる。
保険料の計算上は、男性は105歳、女性は108歳を満期とした養老保険の扱いとなっており、保険会社によっては被保険者がその年齢を迎えた時、保険金を払って契約を終了させる所もある。人は必ず死亡するため、保険料のうち一定割合は、将来の保険金支払のために積み立てられることになる。
そのため保険料は定期保険よりも割高となるが、強い貯蓄性を有し、保険が不要になった場合は解約して返戻金を受け取り、別の目的に使用することもできる。大手生保などでは、有期払いの場合に保険料の払い込み終了時に保険を解約し、年金保険や医療保険、介護保険に切り替える事ができるプランも用意されている。
保険料の支払いには、終身払い続ける終身払いのほかに、60・65歳のような定年を迎えた時期に終了する有期払い、一度に全額を収める一時払いなどがある。平均寿命の辺りまで生存した場合、支払う保険料総額は多くの場合で終身払い>有期払い>一時払いとなるが、加入してすぐ死亡した場合はその逆になる。なお保険金額が基本的に変動しないため、長期の物価上昇(インフレーション)の中ではその(保険金及び解約返戻金)価値が減少してしまうリスクも有する。
終身保険の新パターン
終身保険は貯蓄性の面が高いため、保険会社が集めたお金をどれくらいの運用するかの指標である予定利率に保険料が大きく左右される。しかし、2001年7月以降の予定利率は有配当保険で1.5%という過去最低の水準(バブル景気の頃は5.5%あった)になっており、終身保険の保険料はその分高くなっている。
そのためいくつかの保険会社では、保険料を抑えようと新しいタイプの商品を出すようになった。有期払いの商品で、保険料払込期間中の解約返戻金を低く抑える代わりに保険料を抑えたもの、予定利率を数年毎に見直し、上昇した場合は保険金額が増加するものなどである。
また、変額保険の終身型も解約返戻金額の保証がないものの、予定利率が定額型より高くなることや、インフレーションへ対応が可能になるという面から、ソニー生命保険などが広く販売し、それなりの支持を得ている。
なお高齢者になると、健康状態の面から一般的に保険への加入が困難となるが、外資系生保のいくらかではそれらのものでも加入できる終身保険を設定し、販売している。
しかしこれらの保険料は当然高くなっており、高齢で加入してから十数年経つと、保険料の払込総額が保険金額を上回ってしまう現象が起こる事には注意する必要がある。また加入から数年間は、保険金額が払込保険料総額に限定されるものが多い。
特約
終身保険は多くの保険会社において、定期保険を特約に据えた定期付終身保険として販売されている。アカウント型保険が登場するまでは、保険会社の主力商品であった。
その他の保険商品
生命保険(生保:第一分野)
●養老保険
●個人年金保険
●定期保険
●生存保険(単体では存在せず、何かしらの死亡保障が付属される)
損害保険(損保:第二分野)
●火災保険
・住宅火災保険
・住宅総合保険
・地震保険(単独加入は不可。必ず住宅火災保険などと併せて加入する。)
・普通火災保険
・店舗総合保険
・団地保険
●海上保険
●自動車保険
・自賠責保険(俗称・強制保険)
・任意保険
●所得補償保険
●賠償責任保険
・個人賠償責任保険
・企業賠償責任保険
・専門職業人賠償責任保険
・瑕疵保証責任保険
・船客傷害賠償責任保険
●傷害保険
・普通傷害保険
・家族傷害保険
・ファミリー交通傷害保険
・国内旅行傷害保険
・海外旅行傷害保険
・ゴルファー保険
●第三分野保険(生保、損保)
・医療保険
・疾病保険
-がん保険その他の三大生活習慣病保険(=「特定疾病保険」)など
・介護保険
保険会社一覧 ※「株式会社」「相互会社」は省略
生命保険
※生命保険協会加盟会社(2006年10月1日現在)
●アイエヌジー生命保険(旧:ナショナーレ・ネーデルランデン生命保険)
●あいおい生命保険(大東京しあわせ生命保険+千代田火災エビス生命保険)
●アクサ生命保険
●アクサグループライフ生命保険(旧:日本団体生命保険→アクサニチダン生命保険)
●朝日生命保険(旧:帝国生命保険)
●アメリカンファミリー生命保険(アフラック)
●アリコジャパン
●AIGエジソン生命保険(旧:東邦生命保険→GEエジソン生命保険+セゾン生命保険)
●AIGスター生命保険(旧:千代田生命保険)
●オリックス生命保険
●カーディフ生命保険
●共栄火災しんらい生命保険
●クレディ・スイス生命保険(旧:ニコス生命保険)
●ジブラルタ生命保険(旧:協栄生命保険)
●住友生命保険
●ソニー生命保険
●損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険(旧:ディー・アイ・ワイ生命保険)
●損保ジャパンひまわり生命保険(アイ・エヌ・エイ生命保険→アイ・エヌ・エイひまわり生命保険→安田火災ひまわり生命保険)
●第一生命保険
●大同生命保険
●太陽生命保険
●チューリッヒ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド
●T&Dフィナンシャル生命保険(旧:東京生命保険)
●東京海上日動あんしん生命保険(東京海上あんしん生命保険+日動生命保険)
●東京海上日動フィナンシャル生命保険(旧:スカンディア生命保険)
●日本興亜生命保険(興亜まごころ生命保険+日本火災パートナー生命保険)
●日本生命保険(同和生命保険を吸収)
●ハートフォード生命保険
●ピーシーエー生命保険(旧:オリコ生命保険)
●富国生命保険
●富士生命保険
●プルデンシャル生命保険(旧:日産生命保険→あおば生命保険+プルデンシャル生命保険)
●マスミューチュアル生命保険(旧:平和生命保険→エトナヘイワ生命保険)
●マニュライフ生命保険(旧:第百生命保険→マニュライフセンチュリー生命保険)
●三井生命保険
●三井住友海上きらめき生命保険(三井みらい生命保険+住友海上ゆうゆう生命保険)
●三井住友海上シティインシュアランス生命保険
●明治安田生命保険(明治生命保険+安田生命保険)
●大和生命保険(旧:大正生命保険→あざみ生命保険+大和生命保険)
●※郵政事業民営化により、2007年9月に簡易保険事業が「かんぽ生命保険株式会社」として発足する予定
損害保険
日本損害保険協会加盟会社
●あいおい損害保険(大東京火災海上保険+千代田火災海上保険)
●朝日火災海上保険
●共栄火災海上保険
●ジェイアイ傷害火災保険
●スミセイ損害保険
●セコム損害保険(旧:東洋火災海上保険→セコム東洋損害保険)
●セゾン自動車火災保険(旧:オールステート自動車火災保険)
●ソニー損害保険
●損害保険ジャパン(安田火災海上保険+日産火災海上保険+第一ライフ損害保険+大成火災海上保険+安田火 ●災フィナンシャルギャランティー損害保険→損害保険ジャパン・フィナンシャルギャランティー)
●そんぽ24損害保険(旧:安田ライフダイレクト損害保険)
●大同火災海上保険
●東京海上日動火災保険(東京海上火災保険+日動火災海上保険)
●トーア再保険(旧:東亜火災海上再保険)
●日新火災海上保険
●ニッセイ同和損害保険(同和火災海上保険+ニッセイ損害保険)
●日本興亜損害保険(興亜火災海上保険+日本火災海上保険+太陽火災海上保険)
●日本地震再保険
●日立キャピタル損害保険(旧:ユナム・ジャパン傷害保険)
●富士火災海上保険
●三井住友海上火災保険(大正海上火災保険→三井海上火災保険+住友海上火災保険)
●三井ダイレクト損害保険
●明治安田損害保険(明治損害保険+安田ライフ損害保険)
外国損害保険協会加盟会社
※カッコ内に会社名等がある場合は、カッコ内が日本における免許会社名またはグループ会社名。
※アルファベット順
●エース保険(エース損害保険、英国領バミューダ)
●AIU保険(エイアイユーインシュアランスカンパニー、アメリカ合衆国)
●アメリカンホーム保険(アメリカン・ホーム・アシュアランスカンパニー、アメリカ合衆国)
●アトラディウス信用保険(オランダ)
●アリアンツジャパン(アリアンツ火災海上保険、ドイツ)
●アクサ損害保険(フランス)
●カーディフ損害保険(カーディフ・アシュアランス・リスク・ディヴェール、フランス)
●コファスジャパン信用保険(コンパニー・フランセーズ・ダシュランス・プール・ル・コメルス・エクステリュール、フランス)
●フェデラル保険(フェデラル・インシュアランス・カンパニー、アメリカ合衆国)
●ゼネラリ保険(アシキュラチオニ・ゼネラリ・エス・ピー・エイ、イタリア)
●ゲーリング・コンツェルン・アルゲマイネ・保険(ゲーリング・コンツェルン・アルゲマイネ・フェアジッヒャルングス・ ●アクツィーエンゲルゼルシャフト、ドイツ)
●ジェンワース・モーゲージ保険(日本支社が所属、アメリカ合衆国)
●ユーラーヘルメス信用保険(ユーラー・ヘルメス・クレジットフェアズイヘルングスアクテイエンゲゼルシャフト、ドイツ)
●現代海上火災保険(韓国)
●ロイズ保険組合(ザ・ソサイエティー・オブ・ロイズ総代理店 ロイズ・ジャパン、イギリス)
●ニューインディア保険(ザ・ニュー・インディア・アシュアランス・カンパニー・リミテッド、インド国営)
●アールジーエー再保険(アメリカ合衆国)
●スイス再保険(スイス)
●大成再保険(英国領バミューダ、大成火災海上保険から会社分割)
●トランスアトランティック再保険(トランスアトランティック リインシュアランスカンパニー、アメリカ合衆国)
●チューリッヒ保険(チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー、スイス)
上記両協会に加盟していない会社
●LIG損害保険(韓国、日本における保険免許は保持していない。)
●ダウム自動車保険(韓国、日本における保険免許は保持していない。)
かつて存在した保険会社
※受け皿となった保険会社が上のリストに示されているものは除く
●第一火災海上保険
関連項目
●保険業法
●生命保険
●損害保険
●共済
●少額短期保険
●第三分野保険
●保険金不払い事件
●年金
外部リンク
生命保険協会
日本損害保険協会